3DCG制作を独学で習得する、2つの学習方法[初心者向け]

2022年1月28日

悩む男の子
3DCG制作って独学でもできるのかな?

抵抗感があるんだけど、挑戦はしてみたい…

まずは独学で、効率的に勉強する方法が知りたい。

 

 

こんな悩みにお答えします。

 

 

本記事の内容

  • 3DCG制作を独学で取得できる理由
  • 3DCG制作を独学で勉強するメリット・デメリット
  • 3DCG制作の効率的に学習する方法
  • 3DCG制作を身につけたら出来る仕事

 

 

筆者の僕は、デジタルアート制作の仕事をしています。

 

主には、3DCG制作やプロジェクションマッピング、インタラクティブ作品などです。

 

映像作品がメインですが、最近ではCGのNFTアートに挑戦しています。

 

 

3DCG制作って、難易度高いって思いますよね。

 

「CG」って名前がついているだけで、頭いい人しかできないとか、天才がする仕事って思う人が多いです。

 

悩む男の子
ソフトは開いてみたけど、理解できないからやーめよ!

 

 

そんな経験をした人も多いはず。

 

大丈夫です。

 

3DCG制作は、あなたが思っているほど難しくありません。

 

結論、独学で習得できます。

 

 

今の時代では、独学で勉強して3DCG制作で稼いでいる人は沢山いるので、安心してください。

 

 

本記事を最後まで読むと、3DCG制作への抵抗感がなくなり、とりあえず第一歩が踏み出せるでしょう。

 

専門用語は極力使わず解説するので、気軽に読み進めてください。

 

 

3DCG制作を独学で習得できる理由

DCG制作を独学で習得できる理由

結論は、以下の通りです。

  • YouTubeで学習できる
  • 専門書が充実している
  • 有料教材が充実している

 

 

簡単にいうと、独学で勉強するための教材が揃っているからです。

 

一般的に使用されている3DCG制作ソフトであれば、必要な情報はネットに転がっています。

(建築向きだったり、映画・ゲーム特化だったりするソフトは、情報が少ないです)

 

 

これから3DCGを勉強する人なら、blenderがおすすめです。

 

 

Blenderは、ほとんどの機能が無料で使える3DCGソフトです。

無料だからといって、侮れません。

 

 

ぶっちゃけ、有料ソフトより優れている一面もあります。

 

 

アップデートを重ねた結果、プロのアーティストも使用するソフトです。

 

 

そんなのが本当に無料で使えるの?と思うかもしれませんが、本当です。

気になる人は、サクッとダウンロードして、実際に触ってみるのがおすすめ。

 

 

>>blender公式ページ

 

無料で学べて、作品を出せる時代です

 

YouTubeには[MAYA・Cinema4D・blender]などの3DCG制作ソフトのチュートリアル動画が沢山あります。

 

 

上記3つは専門書も出版されているため、YouTube×専門書だけで基礎学習ができるので、あえて高額なスクールに通う必要はありません。

 

 

とりあえず触ってみて、InstagramやPinterest、YouTubeに投稿するのがおすすめ。

 

 

いきなり「かっこいい作品」なんて作れませんが、あなたが思っている以上のクオリティで作れるはず。

 

 

全ての基礎を学習している時間は不要です。

 

 

これから3DCG制作で食っていくなら、高いスキルが必要ですが、基礎学習に時間を割きまくっても、技術は上達しません。

 

興味があるなら、ソフトをダウンロードして、触ってみる。

 

 

わからない問題は、YouTubeやGoogleで調べる。これらにお金は不要です。

 

 

スペックの高いパソコンが必要です。



3DCG制作するには「高いスペックのパソコン」が必要です。Macでも作れますが、できればWindowsがおすすめ。(これからパソコンを買う方は、絶対にWindowsにしましょう)

 

Macでは、グラフィックボードが使えなかったり、対応していないソフトが多いんですよね。

 

 

「クリエイティブ=Mac」と考える人も多いですが、Macで3DCG制作やインタラクティブアート制作している人は、ほとんどいません。

※Macでは、TouchDesignerなどのソフトも上手く反応しません。

 

 

悩む男の子
ハイスペックのパソコンって、絶対に高額だよね… 結局は金なのか。

 

 

なんて思うかもしれませんが、大丈夫です。

 

[初心者必見]3DCG制作に使えるノートパソコンランキング3選[2023年版]で、安くてハイスペックなパソコンを紹介しています。

 

 

3DCG制作に必要なパソコンのスペックも紹介しているので、スクショしてから中古ショップに行って、自分で購入も可能です。

 

 

[2022年版]3DCG制作に使える安いノートパソコンランキング3選
[2022年]3DCG制作に使える安いノートパソコンランキング3選

続きを見る

 

 

3DCG制作を独学で勉強するメリット

3DCG制作を独学で勉強するメリット

 

 

結論、学習に必要なお金が安い。これだけですね。

 

初期投資で必要なのは、パソコンくらいです。

 

 

スクールに通うなら、入学費だったり毎月かかる費用が発生したりします。

 

独学なら、最低限の費用だけえ学習できます。

 

 

個人的には、以下のステップで学習するのがおすすめです。

 

 

学習手順

  • とりあえず触ってみる
  • わからない問題は、徹底的に調べる
  • スクールを検討する

 

 

いきなりスクールに通うのではなく、自分で経験を積んでから検討しましょう。

 

クールの使い方は、0から学ぶよりも、飛躍的なスキルアップとして活用する方がいいですよね。

 

 

ある程度の基礎は、独学で身につけられるので。

 

 

スクールに通ってソフトの使い方から勉強するより、ある程度理解している状態で入学する方が、学習効率も良いかなと。

 

 

3DCG制作を独学で勉強するデメリット

3DCG制作を独学で勉強するデメリット

  • ソフトによっては情報が少ない
  • 怠けてしまう
  • 案件が受注できない

 

 

順番に解説します。

 

 

ソフトによって情報が少ない

Adobe製品より情報は少ない

 

 

前述した通り、専門ソフトの情報は少ないです。

 

blenderやMAYA、Cinema4Dの情報は多いですが、AdobeのAfter EffectsやPremier ProなどのAdobe製品に比べると少ないかなと。

 

 

普及率の問題ですが、動画編集が副業として流行っているので、求める人が多いって感じです。

 

 

3DCG制作の需要が高まるのはこれからなので、情報が増えるまでは時間が必要。(僕も頑張ります)

 

 

ちょっとした細かい疑問を解消する情報が少ないって感じです。

 

 

怠けてしまう

独学は自分との戦いです

 

 

独学の敵は、「自分」です。

 

 

悩む男の子
今日は疲れたから、勉強やらなーい٩( ‘ω’ )و

 

 

なんて感じです。誰にも迷惑をかけないから問題ありませんが、成長はしませんよね。

 

 

スクールの場合は、お金を出して勉強するので、独学に比べると怠けないです。

 

講師からの宿題もあるので、「やらないといけない環境」はスクールで作れます。

 

 

独学の場合は、セルフコントロールが超重要。

 

案件が受注できない

繋がりで仕事が回っている業界です

 

 

3DCG制作の案件は、流行りの副業案件みたいに転がっていません。

 

大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」で検索してみましたが、案件は少ないです。

 

 

とはいえ、これから需要があるのは間違いなし。

 

仮想空間(メタバース)やVRなど、3DCG制作は需要のあるスキルです。仮想空間を作るなら、Unityがおすすめです

 

NFTアート制作もできます。

 

3DCGの需要は、現在では少ないです。

 

しかし、NFTアートにして出品している人は少なくありません。

 

ゲームや映画制作に使われる技術として認識されていますが、作品家の道も見えつつあります。

 

NFTアートについては、[超簡単解説]デジタルアートとは?NFTアートとの関係も解説!で解説しているので、気になる人は覗いてください。

 

 

 

 

3DCGを習得するとできる仕事

3DCGを習得するとできる仕事

 

結論は、以下の通りです。

 

  • 3Dモデラー
  • リガー
  • 3Dアニメーター
  • デジタルアーティスト

 

今現在では、上記が多いです。

 

最近では、3DCGデザイナーなんかは、未経験からでもできる雰囲気があります。

 

 

一方で映像関係やゲーム関係の仕事は、求められるスキルが高いですね。

 

 

3Dモデラー

立定的な作品を作る

 

 

3Dモデラーは、キャラクターや物体などを立体的に作る仕事です。

 

アニメのキャラクターはもちろん、家や服などを立体的に作る仕事もあります。

 

これらの作業は、「モデリング」といわれていて、3DCG制作の基本です。

 

 

業界では、モデリングは面倒だからしないって人が多いですが、割と楽しいと僕は思います。

 

 

リガー

動きを作る仕組みを作る

 

 

3Dモデラーが作ったキャラクターや背景に、動きを加える仕組みを作る仕組みです。

 

「ボーン(骨)」を加えるともいわれます。

 

簡単にいうと、作ったキャラクターに骨を入れる作業です。

 

 

骨を入れて始めて、キャラクターに動きが加わります。

 

 

3DCGアニメーター

アニメーションをつける

 

 

リガーが作った作品に、動きを加える仕事です。

 

走り回ったり、闘ったりするアニメーションは、3DCGアニメーターが作っています。

 

アニメーターのスキルが高いほど、動きが滑らかになったり、より人間らしい動きが可能です。

 

制作会社のレベルは、高すぎるっていつも思います。

 

 

デジタルアーティスト

デジタル作品を作る芸術家

 

 

近年では、デジタルアーティストが増えています。CGで作った作品を販売したり、空間演出をしたりする仕事です。

 

デジタルアーティストの定義は定まっていません。

 

NFTアート制作もデジタルアーティスト

 

最近では、3DCGスキルを使って様々な作品が作られています。

 

制作した作品は、ブロックチェーン上で販売できるので、仕事は増えているかなと。

 

 

未来を見据えて、3DCG制作スキルを身につけるのは賢い選択だと思います。

 

3DCG制作を独学で勉強する2つの方法

3DCG制作を独学で勉強する2つの方法

ポイント

  • 有料動画教材を1つ購入する
  • 好きな作品をつくってみる

 

独学で勉強する方法は、上記の2つだけです。

 

有料動画教材を1つ購入する

基礎を学べる教材を一つ動画教材を1つだけ買う

 

 

専門書から入るより、動画教材がおすすめです。

 

 

悩む男の子
YouTubeじゃダメなの?

 

そのように思うかもしれません。

 

 

結論、YouTubeより有料教材がおすすめです。

 

YouTubeでも質の高い情報はありますが、有料に比べると質は劣ります。

 

 

基本を全般的に知るのは、YouTubeだけでは難しいですね。

 

一方で有料教材の場合、初心者が知りたい内容が網羅されています。

 

 

悩む男の子
動画教材は高いのでは?

 

 

なんて考えるかもしれないですが、心配する必要はありません。

 

おすすめは、Udemy
です。

 

Udemy
は、質の高い動画教材を販売しているサイトで、多くのクリエイターが愛用しています。

 

 

通常料金は20,000以上するものが多いです。

 

しかし、セールの時は90%オフで良質な教材を購入できます。

 

 

専門書は、動画教材で基礎を学んで、それでもわからない際に読むのがおすすめです。辞書として使うって感じ。

 

 

好きな作品をつくってみる

小さな成功体験を作る

 

 

動画教材で基礎を学んだら、YouTubeの出番です。

 

YouTubeの「〇〇の作り方動画」を見てみましょう。

 

 

良質な動画教材で基礎を学んでいるので、びっくりするほど簡単に作品を作れます。

 

 

スキルを上達させる上で、もっと知りたいと考えるはずです。

 

そのレベルまで達したら、スクールを検討してもいいかもしれません。

 

 

「基本を理解して、ある程度の作品」は独学で十分です。

 

 

その先も独学で進むのか、違う勉強の仕方をするのかは自由に選べます。

 

 

まとめ:3DCG制作は独学でも習得できる

まとめ:3DCG制作は独学でも習得できる

 

 

3DCG制作は、独学で十分学習できます。

 

しかし、映画を作りたいとかゲームを作りたいなら、スクールがおすすめです。

 

とはいえ、まずは触ってみましょう。

 

 

実際に触ってみて、わからない問題は調べる。

上記を繰り返すだけでも、スキルは十分に身に付きます。

 

 

あなたの3DCG制作への挑戦が、上手くいくことを願っています。

ではでは。

 

 

  • この記事を書いた人

Takuto

Webライター/シナリオライターHair&Make up / デジタルアート制作 2018年からWebライター・シナリオライターを開始 クラウドワークス【トップクラウドワーカー】認定 クラウドソーシングでの月収40万円以上 アートメディア【WORLD TIMES】編集長 21歳からフリーランスとして活動を開始 24歳に映像制作会社【Vivid Birth】設立 現在は、Webライター・シナリオライターとして活動中

-3DCG