Webライターとして本格的に活動を始めたのは3ヶ月前。
今では月25万円以上は稼げるようになりましたが、それまでは「全く稼げていない」状況でした。
本腰を入れてWebライターに取り組まなかった理由は、「稼げないだろう」と思っていたから。
別で事業をしていたため、興味本位でWebライターをしていた感じです。
そして半年前、自分が手がけている事業が失敗して新しい収入源を作る必要のあった僕は、Webライターを選択しました。
しかし、Webライターとして本気で活動した初月の収入はたったの「4万円」。お世辞でも稼いでいるとはいえませんよね。
本記事の内容
本記事では、Webライターとして稼ぐ思考と行動について、ぼくの経験をもとに解説します。
「Webライターをやってみたいけど、稼げるか不安」または「Webライターを始めたけど稼げない…」
このように悩んでいる方は、本記事を読んで「好きな場所で仕事をできるWebライター」になっちゃいましょう。
稼げないWebライターには理由がある
まず大前提として、Webライターとして月100万程度であれば稼ぐことは可能だと思います。
ぼくはまだ月収25〜30万円程度ですが、Webライターの世界には月3桁稼ぐ方は大勢いるからです。
ではなぜ、Webライターで稼げない方が多いのでしょうか。実は、稼げないWebライターには理由があります。
- 文字単価の低い案件で実績を作ろうとする
- 営業先を間違えている
まとめて解説すると話がぐちゃぐちゃになるので、順番に解説します。
文字単価の低い案件で実績を作ろうとするう
Webライターを始めたばかりの方はクラウドソーシングなどで「低単価案件で実績をつくる!」を目標にされています。
もちろんですが、間違ってはいません。しかし「本当に実績になる記事を執筆しているのか」というと、かなり微妙です。
というのも、低単価案件の記事は「記名記事」ではありません。記名記事とは、執筆者の名前が掲載された記事のことです。
無記名の記事を執筆しても、クラウドソーシング以外では実績になりません。
なので、実績の作り方を間違えると「低単価案件で消耗する」ことになります。
しかし、実績のないWEbライターがどうやって文字単価1〜2円の案件を受注すれば良いのでしょうか。
こちらは後ほど解説するので、まずは「低単価案件で実績を作るのは記名記事か確認する」ということを意識してください。
営業先を間違えている
本気記事を読んでくれているあなたが「クラウドソーシングを主体に活動してるWebライター」で収益が高くない場合、以下の理由が考えられます。
- 文字単価で案件を選んでいる
- 得意ジャンルで案件を選んでいる
上記2つを基準にして案件を選んでいるなら、Webライターとして月20万円以上稼ぐのは、ハードルが高いです。
理由は、クライアントのリサーチをしていないからです。
というのも、Webライターとして安定するためには「高単価の案件を継続的に受注する」必要があります。
つまり、予算のあるクライアントでなければ継続発注はほぼない、ということです。
ぼくは、今でもクラウドワークスを活用していますが、個人で出している案件は受注しないようにしています。
クライアントは個人事業主だったので、使える予算に限りがあります。さらに、予算を広く使っているため、一人当たりの収入も少なくなりますよね。
一方で、予算のある発注者は「自社サービスで売上は安定している」可能性が高いため、継続的に仕事を発注してくれます。
予算の多い発注者はほぼ「法人企業」です。なので、直営業でもクラウドソーシングでも、発注者を分析してから案件に応募・営業するのがおすすめです。
ある程度の実績はあるけど収入アップに伸び悩んでいる方は、営業先を見直してみると良いかもしれませんね。
月収20万円以上稼げるWebライターになるまでに取り組んだこと
月収4万円の駆け出し時代から、月収20万円以上稼ぐまでに取り組んだことは、以下の2つです。
- ライティングの勉強
- 営業先の徹底分析
順番に解説します。
ライティングの勉強
今でも続けているし、これからも続ける一つは「文章力の向上」です。
「文章が下手でもWebライターになれる」という話はよく聞きますが、「稼げるウェブライター」になるには、文章が下手ではお話しになりません。
というのも、「文章が下手なので、今回は報酬を支払えない」といわれた経験がぼくにはあります。
この事例は高単価案件ではありませんが、当時のぼくの文章力は、確かに酷かったです。
「でも、高単価案件を受注しているWebライターでも、読みにくい人はいると思う」
このように思うかも知れませんし、事実です。
だからといって、ライティングスキルを向上しないのは育児放棄に近いと考えています。
高単価案件に依頼するには、「自分はこれだけの文章を書くことができます」といえるくらいは最低でも勉強しましょう。
営業先の徹底分析
前述した「予算のある発注者を見つける」の深掘りになりますが、ぼくの場合は、信頼できるか否か、を判断基準にしています。
というのも、いきなり「文字単価5円で案件ください」といっても、相手は不快に思うでしょう。
しかし、信頼できる発注者であれば、のちのち単価交渉はすることは可能です。
明確な判断基準は、以下のとおり。
- 会社の実態
- 会社の売上
- 担当者の人柄
全てを詳しく解説すると長くなるので割愛しますが、具体的には上記のとおりです。
「仕事を発注してやるんだから」というスタンスの方もいましたが、全てお断りです。
仕事の本質は「良いものを作る」にあると考えているため、安すぎる案件や態度の悪い方とは一切仕事はしないと決めました。
結果的に本当に良いクライアントと出会えたので、思い切ってよかったと感じています。
売上アップに必要なのは「ブログ」だった
先ほどは、稼ぐためにしたことを紹介しました。
しかし、本質的に稼げるようになったきっかけは、ブログでした。
というのも、ブログを見て執筆依頼をいただいたり、案件に応募して採用される確率がグッと高くなったのです。
「Webライターにブログは必要」という声は、核心をついているでしょう。
とはいえ、「なんの記事を書けばいいの?」と悩みますよね。おすすめなのは、以下の2つです。
- 自分が勉強している内容を記事にする
- 自分の活動記録を記事にする
たとえば、「ダイエット」の勉強をしている方であれば、ダイエット方法の記事を書けますよね。
しかし、ただ記事にするだけでは意味がありません。大切なのは、SEOを意識して記事を書くこと。
上位表示される必要はありません。(目指すのは大切です!)
検索結果で上位表示されるには、SEOライティングだけではなく、サイトの強さや記事数、競合のドメインパワーも関係しています。
なので、新しいブログで上位表示を獲得するのは至難の業。
しかし、良いライターを探している方は「質」を見ているので、必ず依頼が来るはずです。
WordPressを使えるWebライターも少ないので、希少価値の演出としてもブログは最適なツールです。
これからWebライターを始める方は、ブログを作って記事を書きながらWordPressを理解すると、継続依頼されるライターになれるでしょう。
ブログの作り方は【初心者向け】WordPress でブログ始める方法を徹底解説!で解説しているので、参考にしてください。
【初心者向け】WordPress でブログ始める方法【画像33枚で説明】
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稼げないWebライターの理由は、稼ぎ方を知らないから
実績の作り方や発注者の見極め方は、Webライターで稼ぐためには非常に重要です。
正直な話「文字単価1円以下」の案件で実績を作るなら、ブログを立ち上げて質の高い記事を量産する方が、確実に稼げます。
とはいえ、Webライターで稼ぐのは楽ではないと思います。
ある程度の作業量は必要で、勉強も続ける必要があるからです。
しかし「好きな場所で稼ぎげる仕事」なのは間違いないので、Webライターをやるなら本気で取り組むことを推奨します。
ぼくも頑張ります。