フリーランスのヘアメイクをこれから目指す人へ伝えたい話【超重要】

フリーランスのヘアメイクをこれから目指す人へ伝えたい話【超重要】

2021年10月24日

  • フリーランスのヘアメイクになりたいけど、どんな準備をしたらいいんだろう?
  • 過酷な世界ってほんとかな?

 

こんな悩みにお答えします。

 

僕はフリーランスのヘアメイクして8年ほど活動しています。今ではヘアメイクの仕事以外もやっていますが、活動歴はそこそこあるはず。

 

本記事では、これからフリーランスのヘアメメイクとして活動する人にとって大切なお話しをします。知っているかどうかで、この先の人生が大きく変わるはず。

本記事内容は以下の通り

本記事の内容

  • 案件の取り方
  • デパコスを安く買う方法
  • 作品撮りのコツ

上記3つです。

 

ヘアメイクの世界は一見すると華やかですよね。

有名人のメイクをしたり、有名な作品に携われたりするので、やりがいのある仕事です。

しかし、業界で生き残るにはスキルだけでは不可能です

 

現在美容学生の人や、美容師からヘアメイクに転職したいにとってはかなり重要な話になります。

※本記事の内容は、主に撮影関係のヘアメイクを目指す方に向けた記事です。

 

フリーランスのヘアメイクをこれから目指す人へ伝えたい話

フリーランスのヘアメイクをこれから目指す人へ伝えたい話

 

結論からいうと、金銭的にも精神的にもかなり厳しい世界です。

化粧品や撮影に必要な備品は自己負担が基本です。

 

化粧品を揃えるだけでも、100万円位は飛ぶかなと。対して駆け出しのギャラは低いです。(ヘアメイク業界全体の収入は下がっています)

 

しかし多くの人は、これくらいは知っているはず。

この章でお伝えするのは、以下の通り。

  • ヘアメイクで安定して案件をとる方法
  • 化粧品を安く買う方法

 

とりあえずヘアメイクとして生き抜く方法から解説します。

 

ヘアメイクで安定して案件をとる方法

とにかく最初は気に入られる努力をする

 

選ばれるヘアメイクになるコツは、クライアントやカメラマン、スタイリストやモデルに気に入ってもらうこと。

 

どれだけ高いスキルがあっても、人間性での評価が低いと仕事は無くなります。

理由は、ヘアメイクの代わりはたくさんいるからです。

 

厳しい話ですが、自分より上手い人や、安くで仕事をする人はザラにいます。

媚を売る必要まではない…と思うかもしれませんが、それで仕事を継続できるなら、するべきです。

 

先輩のフリーランスのヘアメイクをしている人の体験談ですが、ディレクターにちょっと意見を言ったら仕事がなくなったらしいです。

こういう人、めっちゃ多いんですよね。

 

僕はアシスタント時代に事業をして生計を立てていたのですが、生意気といわれて現場NGなんてコトもありました。

意味不明かもしれませんが、事実です。

 

まずは、イエスマンになる。作品に対してい口出しはしない。実績がついて意見を求められるようになるまでは、我慢するしかありません。

 

逆にいうと、モデルやディレクターに好かれると、仕事は継続します。

嫌かもしれませんが、最初は気に入られることに集中するです。

 

化粧品を安く買う方法

化粧品は絶対に妥協しない

 

フリーランスのヘアメイクをするなら、プチプラの化粧品ばかりを集めるのはNGです。

理由は、稼いでいない人と見られるから。

 

中でも、化粧水、ファンデーションはかなり見られます。

 

もちろん高ければいいってわけではないですが、魅せ方としては安いものを使うのはオススメしません。

 

とはいえ、これからヘアメイクを始める人がデパコスを揃えるのはかなりキツイですよね。

 

そんな方には、Betty’s Beautyがオススメ。

デパコスが30%~50%オフで購入できます。

僕が化粧品を買い足すときは、このサイトを使っています。

 

在庫処分セールなどでは、threeのリップが半額で買えたりするので、要チェックです。

市販のコスメでもそれなりに仕上げることは可能ですが、自分の魅せ方としたデパコスを揃えるべき。

 

フリーランスのヘアメイクを続けるコツ

フリーランスのヘアメイクを続けるコツ

 

結論、お金のサイクルを整える。この一点につきます。

 

コストがかかるヘアメイクで生き残る方法は2つ。

  • 単価の高い案件をとる
  • ヘアメイク以外の収入源を作る

 

お金のサイクルを整えられたら、フリーランスのヘアメイクとして長く活動できます。

 

単価の高い案件をとる

安売りをしない

 

ヘアメイクの案件単価は、日当5,000円~100,000円以上など、振れ幅がかなり広いです。

 

駆け出しの時代は、安い案件を受けないと…と考える人もいますが、そんなことはありません。

 

実績になる案件ならまだいいです。しかし安い案件は実績に掲載できないケースがほとんどです。

というのも、ただメイクをするだけの場合がほとんどで、作品が世に出ないんですよね。

 

作品が世に出ないのであれば、実績としてはかなり弱いです。

 

駆け出しであろうが、自分のためにならない仕事はしないのがオススメ。

 

とはいえ、案件を取らないと生活できないですよね。

そのためには、営業するしかありません。

 

ヘアメイクの世界は、ネットで仕事を探してもあまりヒットしません。

インターネット上に、CM撮影のヘアメイクの求人は絶対に出ません。(釣りの可能性が高い)

 

理由としては、ネット上で捕まえたヘアメイクよりも、知り合いに紹介してもらう方が確実だからです。

大切な撮影現場に、見ず知らずの人を出向させるのは怖いですよね。

人となりがわからない人に、仕事はきません。

 

まずは制作会社や出版社に営業をかけて、自分の売り込みが大切です。

営業して取れた案件は、大体が相場価格で日当30,000円以上は確実です。

 

10,000円の案件を3日こなすよりも効率的。

駆け出しだからといって、安すぎる案件に手を出す必要はありません。

 

ヘアメイク以外の収入源を作る

 

ヘアメイク以外の収入を作るのは、かなりオススメ。

アルバイトではなく、自分で稼げるモデルを作りあげるイメージです。

 

理由としては、アルバイトだと時間の融通が効きにくいから。

 

アルバイトが入っている日に撮影の依頼が発生すると、断ることになりますよね。

撮影を優先したいからといって、バイト先に迷惑をかけるわけにはいきません。

 

そこでオススメするのが、webで稼ぐです。

僕の場合、 webライターをしたり、美容メディアを立ち上げて化粧品などを販売していました。

 

ヘアメイクの依頼がない日でも収益が生まれる仕組みは考える。

もしヘアメイク一本で勝負するとなっても、稼げないなら単価の安い仕事をするしかありません。

 

しかし将来を考えるなら、安すぎる案件には手を出さない方が絶対にいい。

 

駆け出しなら最低単価は20,000円~30,000円くらいかと思います。それより下の案件は断る勇気を持つ。

 

並行して自分で稼げる仕組みを作りながら、営業しまくるのが大切。

 

フリーランスのヘアメイクは、作品撮りが大切という嘘

フリーランスのヘアメイクは、作品撮りが大切という嘘

 

作品撮りが大切だと耳にしたことがあるはず。

結論からいうと、そこまで重要ではないです。

 

正確には、数を無駄に増やしても意味はないですね。

 

作品撮りは、自分のスキルの証明になるし、好きな世界観を表現できるので楽しんですよね…

ただそれって、誰の得になっているの?って話です。すみません、事実です。

 

もちろん僕も、作品撮りに明け暮れている時代もありました。しかし、作品が増えたら仕事が依頼がくるなんてことは一回もありませんでした。

 

おそらくですが、カメラマンでもスタイリストでも同じです。

数だけ増やしても全く意味がありません。

 

しかし、作品撮りをしなくていいって話でもないんです。

ちょっとしたコツを解説しておきます。

 

ペルソナを決めて、作品撮りをする

営業先を決めてから、作品を作る

 

作品撮りをする理由って、仕事を増やしたからですよね。

つまりは、営業資料になる。だったら誰に向けた資料なのかを決めるはず。

 

それなのに作品撮りに関しては、自分たちでイイカンジのテーマを決めて、イイカンジの作品を作るってのは、ただの趣味です。

 

作った作品で営業して、絶対に仕事をとる位の熱意がないと、時間とお金をかける必要はありませんよね。

つまり、作品撮りをするチームを決める段階から勝負は始まっています。

 

僕の場合は、作品撮りをしたチーム全員で営業していました。単純にリソースが3倍です。

結果的に、チームで仕事が取れたケースもありました。

 

めっちゃ楽しいです。

 

圧倒的なスキルの証明

他にできる人がいないスキルを証明する

 

自分にしかできないスキルがある場合は、作品を作るべし。

他のヘアメイクさんと差別化につながります。

 

僕の場合は、下記のような作品を作りました。

 

作品取りの説明

 

この作品だけで、300万円くらいは稼げたかなと。スキルの信用にもつながりました。

 

誰にも真似できないスキルを身につけているなら、作品撮りはするべきです。

 

まとめ: フリーランスのヘアメイクをこれから始めるなら、覚悟は必要

まとめ: フリーランスのヘアメイクをこれから始めるなら、覚悟は必要

本記事の内容をサクッとまとめます。

  • 気に入られる努力は必要
  • お金の流れを整える
  • 無駄な作品撮りはしない

 

フリーランスのヘアメイクの世界は、正直いって厳しいです。

理由は、競合が多すぎて、価格競争が起きているから。

 

安売りしているヘアメイクもたくさんいます。その中で戦うには、安売りしなくても仕事が取れる戦略を作って戦う必要があります。

 

僕は馬鹿正直に、安い案件をこなし、スキルが上達すれば稼げると考えていました。現実はそんな甘くないです。

 

フリーランスのヘアメイクとして活躍したいなら、人間関係を何よりも大切にする。

以上、これからフリーランスのヘアメイクを目指す人に届けたいお話でした。

 

  • この記事を書いた人

Takuto

Webライター/シナリオライターHair&Make up / デジタルアート制作 2018年からWebライター・シナリオライターを開始 クラウドワークス【トップクラウドワーカー】認定 クラウドソーシングでの月収40万円以上 アートメディア【WORLD TIMES】編集長 21歳からフリーランスとして活動を開始 24歳に映像制作会社【Vivid Birth】設立 現在は、Webライター・シナリオライターとして活動中

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